【絵本紹介】かばくん|次に動物園に行くときにかばの見方がかわるかも…!

3歳
 

作品情報

作: 岸田 衿子
絵: 中谷 千代子
出版社: 福音館書店
発行日:1966年12月25日

読んであげるなら:3歳頃から

あらすじ

動物園に朝が来ました。ねぼすけのかばくん親子のところに、かめくんを連れた飼育係の男の子がやってきます。「おきてくれかばくん」。今日は日曜日。動物園は大にぎわい。水からあがったがかばくんが姿を現すと、動物園に来ていた子どもたちはびっくり。やがてご飯の時間、かばくんはキャベツをまるごと一口でぱくり。食べた後はごろんところがっておやすみなさい……。

みどころ

簡潔で心地よい言葉と美しい絵

動物園のかばくんの一日を簡潔な言葉で綴っています。そのリズムや響きが、なんとも心地良い。目を瞑っているかばくんが可愛い。

綺麗で可愛らしい絵も魅力的な絵本です。

動物園でのかばくん目線での日常

お話の視点は動物園に住むかばくん側になっています。子ども達がたくさん来ていると知れば、重い腰を水から上げて少し多めのサービスを。動物園でも普段あまりメインで見てこなかったかばでも、この絵本を読んだ後では少し見方が変わってくるかもしれませんよ。

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